墓地選択の分岐点:お寺か霊園か
お寺とは

◯お寺も通常、年管理費を支払っていれば特別な寄付はございません。霊園にせよお寺にせよ、どなたか亡くなった場合は僧侶をお呼びし故人の供養(葬儀:規模の大小ではありません)をします。
菩提寺をお持ちの方は菩提寺の住職が葬儀の導師をつとめます。御通夜までにご戒名を付けて頂きます。ご戒名料の金額は気になるでしょう。 私どものでご紹介していますお寺は皆様のご予算に合わせて相談にのっていただけるご住職です。戒名料は無料でつけてくださるお寺も中にはございます。(風評とは違います。)年管理費以外は任意ですが、お盆や春秋の彼岸、お施餓鬼などの法要に5千円あるいは1万円ほどお布施する場合がございます。
お寺はご自身で選ぶ時代になってきているのです。信仰に厚く、人を導くことに私心無き良きご住職にめぐり合うことはその方の人生を豊かにすることでしょう。
昨今墓地を購入する場合はお寺か、霊園になります。昔はそもそも霊園というものがありませんでした。(納骨堂は墓地ではありません。建物内の遺骨の収蔵施設です。)
| 寺院墓地の良いところ | とにかく自宅近くにあるのでいつでもお墓参りができる。ストレスがたまらない。 交通網は完備している上、近いので時間が掛からない。 お墓参りが思った時にできるので故人をお墓に隔離したのでなく、お祀りした気持ちが強く、心が満たされる。 したがって、ご夫婦の片方をなくした場合、残った方はショックから日常生活への立ち直りが早くなります。 墓地使用料は都営霊園よりも安い場合もあり、広さに拘らなければ都営霊園より安くお墓が建てられます。 寺院墓地を持つことは旦那寺を持つこと、みんなで協力して寺を良くすることは責任感の強い人を育みます。 菩提寺の住職に、困ったことや相談事があったらお知恵を拝借できること。 墓域が霊園ほど広くないので、我が家のお墓は見つけやすくお参りしやすい。 |
| 寺院墓地の悪いところ。 | 年間管理費と維持費が霊園等に比べ若干高い。年間管理費は1万円内外のところが多い。 霊園と比べ、お寺側の人々と関わりがあるので、人との関わりを持ちたくない人にとっては煩わしい。 元来任意のことですが、多少の寄付をお願いされることもある。 |
◎都内に「○○霊園・浄苑」という名で公募される寺院墓地。
墓地管理者を見てみましょう。ほとんどが寺院だと思われます。寺院は、本来は各宗旨に則って
信仰活動を行うものですが、宗教不問にするということは何を意味するかご存知ですか。お寺の境内地にキリスト教の神父、牧師が賛美歌をあげられるでしょうか。仏教の教えをどうお寺は捉えているのか、業者は売れればいいという感じでは後でトラブルが起きかねない.そんな業者に限って売ったあとにはもう寺にはいない。 実際売るときには宗教不問で皆様が求めてからは宗教問いますとなれば問題が起きる。過去に実際起きた例もある。 お寺も少子高齢化の影響で生き残りを掛けて必死ですが多くのお寺は混乱を避けるために自分の境内地を霊園だとは言いいません。 安いからといって飛びつくと後で困ることになる場合もある。火種を残すわけですから。注意が必要です。 売りやすいからといって、○○霊園の名前を使うだけなら、寺も寺だし、業者も業者であると私どもは考えます。
ある曹洞宗寺院の80才になる和尚さんはおっしゃいます。「お寺は企業化してはならない」と。非営利団体はお寺の本来の姿です。ですが寺は世襲制になって久しいのでどうしても存続させたいのです。業者は売りたいだけなのです。私どもは正当な寺院墓所を紹介しています。
2)公営霊園: |
特に都営霊園は現6ケ所の霊園が募集を年一回行っています。 ◎都立八柱霊園 前列右は弊社施工墓所(当社に手続きを依頼の後当選した方) (青山、谷中、八柱、多磨、小平、八王子各霊園)抽選でなかなか当選しません。 |
| 都立(公営)霊園の 良いところ |
比較的近距離にある。 交通がしっかりしている。 霊園としての環境基盤がしっかりしている。 青山葬儀場など、大型葬儀もできる施設がある。 管理費が比較的安い。 |
| 公営霊園の 悪いところ |
年一回の公開抽選・当選倍率は30倍程、購入できるのかどうか当てにならないもどかしさがある。 寺院墓地ほどの近距離にはなく、遠いこと。 墓地使用料が民間と比べ高いこと。 霊園入口から墓地までが遠く、年配者にはかわいそう。広すぎてせっかく霊園まできているのに、我が家の墓にたどり着けないことも。 霊園内の治安が不安であること。置き引き、かっぱらいなどが起きやすく参拝に注意を要する。 |
3)民営霊園: |
八王子、町田、所沢、千葉、成田、牛久、御殿場などの各市に大きな霊園があります。 |
| 民間霊園の良いところ | 良質な霊園は公営のものより施設のメンテナンスが行き届いている。 墓地使用料は一般的に公営霊園より高い。 |
| 民間霊園の悪いところ。 | 良質な霊園は郊外にあり、距離が遠いこと。 中小の霊園は環境基盤が弱く、施設が調っていない。 お墓の中にご遺骨を隔離した感じがしない訳でもない。年齢と共にお墓参りが思うようにできない。ストレスがたまる。 |
結論:
本来あるべき墓地の姿は、すぐ近くにあることです。都会ですからそれはお寺か、公立霊園しかないのが実情です。
良識ある住職のいるお近くの寺院墓所を選ぶのが一番贅沢な話です。気軽にお付き合いできる寺院を紹介しています。
都営霊園などは、もしかして当たるかもしれない程度に思っていたほうが落胆が少ないです。急のニーズに対応していません。
郊外の民間霊園には立派なものが少なくありませんが、若いうちは車も運転できるので良いのですが、年を取った時に困るのです。
コラム欄にも述べましたが、今年(2010年)三月の彼岸過ぎ、御殿場の富士霊園に行きました。広大な霊園にはほとんど人は来ておらず、お花はほとんどあげられていません。
ところが弊社のそばの寺院のお墓(日暮里駅徒歩5分)は殆どお参りが済まされていました。
一軒一軒、花が活けられ、それは楽園のような花盛り。もう一方の富士霊園はさびしい静寂のまま。そこが、霊園とお寺の違いだと私は気付いたのでした。(寺院墓地は遠い霊園墓地と違って暖かな感じがするのが不思議です。) すでに霊園をお持ちの方も、寺院の墓地をお持ちの方もいらっしゃると思います。 お墓はとにかくお参りしないと無きに等しいものです。お持ちの方は折につけお参りし、心の荷を軽くいたしましょう。 これからお求めの方はよ-くお考えの上、慎重にお求めください。お墓はお参りするところ、お祭りするところというお考えをお持ち下さればよいでしょう。ご承知でしょうが、ご遺骨を封じ去るところではありません。

広大な洋式墓所の富士霊園 ここまで来るのが疲れる。 いつもお花が絶えない身近なお寺の墓所。
自分が老人になるという確実な予測に若者はピンときません。 いずれ自分が困る時が必ずやってきますので、近くの墓地をお勧めしています。











